品質管理教材 · 図の条件
図を動かす前に、条件を知る。
品質管理教材の操作教材が扱う条件と、扱わない判断をまとめています。
ヒストグラム
仮想12個の値を、階級ごとの個数で表示します。階級は下端以上・上端未満、最終階級だけ20以下です。階級幅や中心を変えた見え方を、母集団の正規性が証明された結果とは扱いません。
パレート図
仮想A〜Dの発生件数を降順で表示し、同じ順番の累積割合を下の図へ示します。同数はA〜D順です。全0件の累積割合は定義できず、件数だけで損失・重大さ・原因は断定しません。
散布図
固定した仮想8組のXとYの関係を比べます。直線的な関連と原因の証明は別です。Yがすべて同じ場合はPearson相関係数が未定義になります。
管理限界と規格限界
仮想12点を観察順番に表示します。青破線は既知基準μ10・σ1からの7〜13、橙線は入力した製品規格です。この12点から管理限界を再推定せず、限界内であることだけで実工程の安定性を認定しません。
工程能力の母集団模型
正規・安定な母集団の真のμとσを既知と置き、規格下限7・上限13に対するCp/Cpkを比較します。曲線は確率密度です。実測ヒストグラムや少数標本からの能力推定ではなく、実工程の合否を指定しません。